岩絵具、青金泥、水干絵具、透明水彩、墨、雲肌麻紙
2024年 45.5cm×65.2cm
mineral pigment, aokindei, dyed mud pigment, water color, ink, Japanese paper
“春先に見たアケビは地面に近いところに伸びていて、葉と同じ大きさと色をした昆虫が一匹、その上にとまっているのを見ると、暖かくなったから、とありきたりな言葉が浮かびました。
木々の葉擦れを見上げれば、木洩れ日に帽子をかぶり直して土の上を踏み締める。射し込む光と地熱の心地よさを、なんとはなしに意識するのでした。”
田澤 苑実(TAZAWA Sonomi)
略歴
2017年 多摩美術大学 美術学部絵画学科 日本画専攻 卒業
2019年 多摩美術大学 大学院美術研究科 博士前期課程日本画研究領域 修了
活動歴
2021年 個展 (柴田悦子画廊/東京)
2022年 グループ展 「 Blade Next vol.4 波紋 」(Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi / 東京)
2023年 個展「田澤苑実日本画展-草花を一つづつ-」(Hideharu Fukasaku Gallery Yokohama / 神奈川)
2024年 Seed 山種美術館日本画アワード 2024 入選