《痕跡を辿る》瀧本 泰士

《Evocation》TAKIMOTO Taishi

《痕跡を辿る》瀧本 泰士
《痕跡を辿る》瀧本 泰士

 ミクストメディア/蜜蝋ワックス、柿渋、岩絵具、水干絵具、墨、石膏、綿布

 2020年 65.2cm×65.2cm

 mixed media/Beeswax, Persimmon Tannin, Mineral Pigments, Ink, Cotton Cloth


“事故現場がブルーシートで覆われていたり、モザイクのかかったニュースを見るたびに、あらゆる映像が頭に浮かぶ。しかし、それは全て想像でしかなく、確実な答えは見えない。見えないものや隠されたものに対峙するとき、そこに不確かな存在を認識する。それは外部からの情報ではなく、自身の経験から生まれるものである。作者の私生活に関わっていたものを型取り新たな形を作ることで、自身の記憶を問う。”


瀧本 泰士(TAKIMOTO Taishi)

略歴

2016年 筑波大学芸術専門学群美術専攻日本画コース卒業
2018年 筑波大学大学院 人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻(日本画領域)修了

活動歴

2017年 第3回石本正日本画大賞展 準大賞(石正美術館/島根)
2018年 平成29年度筑波大学博士前期課程芸術専攻修了制作展 茗渓会賞(つくば美術館/茨城)
2019年 レスポワール展 個展(銀座スルガ台画廊/東京)・第45回東京春季創画展 春季展賞(西部ギャラリー/東京)・Will+s展2019(西部アート・フォーラム/東京)