テンペラと油彩の混合技法/麻布、ローキャンバス(セリューズ地)、テンペラ、油彩
2019年 53cm×45.5cm
tempera,oil painting / canvas,oil,tempera
“モデルは友達の娘で、両親は私と同じウイグル出身だけれど、日本で育ち故郷のウイグルには一度も行ったことがない少女です。そんなルーツを持つ彼女だからこそウイグルの伝統的な衣装に使われるアトラスシルクという生地を身にまとって人物画を描くことにしました。私がウイグルから日本に移住して暮らしているので、彼女が将来日本で大きくなってこの絵を見たときに故郷を思い出してもらうきっかけになればと思い制作しました。”
艾尼瓦江 阿西木(AINIWAJIANG AXIMU)
略歴
2012年 新疆師範大学美術学部絵画専攻 卒業
2019年 横浜国立大学 教育学研究科 美術専攻(修士)卒業
2020年 東京藝術大学 美術研究科 絵画専攻(修士) 在学中
活動歴
2016年 横浜国立大学赤木研究室三人展(新横浜)
2017年 個展(ギヤラリー朋/東京・銀座)
2018年 天然絵画vs養殖絵画(ギヤラリー朋/東京・銀座)
2018年 個展(仲通ギヤラリ/神奈川県・関内)
2019年 学位論文(修士) 油彩テンペラメディウムによる混合技法としての使用法における研究 -市販の油彩絵具をテンペラにして使用する方法-