鉛筆、グロスメディウム/鉛筆、グロスメディウム、パネル
2021年 53cm×53cm
pencil,gross medium / pencil,gross medium,panel
“あらゆるものが完璧にコピー可能な現代では、あらゆるものが代替可能となり1つ1つの価値が希釈されている様に感じる。見たいものを簡単に見たような気になれる現在だからこそ曖昧になり知覚することの難しくなった現実の存在をテーマとした。本作品には鏡面の様な表面処理を施しておりガラスに映り込むように鑑賞者が絵画作品に映りこむ。鑑賞者と絵画の間にノイズを作る事で、直視しているようでフィルターを通して物事を見ている、現在特有の視覚体験やコミュニケーションを表現しようと試みた。”
川端 健太(KAWABATA Kenta)
略歴
2019年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 首席卒業
2020年 東京芸術大学美術研究科油画技法材料研究室 在学中
活動歴
2019年 スプリンクボード2019 (上野駅ブレイクステーシギャラリーョン)
2019年 芸大.茨大.筑波大卒業修了制作選抜展2019 (東海ステーションギャラリー)2019年 神山財団芸術支援プログラム2019奨学生
2019年 O氏記念奨学金受賞
2020年 クマ財団 4期生